肝の機能:蔵血
本日もお疲れ様でした!
お休みの人はゆっくりしましたか?
今日は日中に少し外に出ましたがポカポカ陽気で気持ちよかったですよ。
歩いていると上着がいらないくらいでした。
明日はもっと気温が上がるようです。
春が近づいていますね。
春は五臓の肝が敏感になる季節です。
読書はすれば目に、運動をすれば筋肉に血が必要になります。
これらを調節し必要以上の血を肝に蓄るのが【肝の機能:蔵血】です。
必要な血の量は精神状態や気候でも変化します。
気圧、気温、生活と変化が多い季節の春は血(けつ)を補おう!
まずは睡眠の質を整える!
そして胃腸を整える事が大事です。
【胃腸を大事にする】
→血は主に水穀の精微(すいこくのせいび)という飲食物から得られた栄養からつくられる
【睡眠を大事にする】
→陰陽では陰に属する血は睡眠中に作られるとされます。
また、血は精(気)という腎に蓄えられた生命エネルギーとの間でも養い合います。
寝不足で血が不足する…
血虚→精で補う→精が不足→生命活動の低下
という考え方もできます。
「春眠暁を覚 えず」(しゅんみんあかつきをおぼえず)
春はしっかり寝ましょうね。
漢方薬剤師 玄